Daily Life

いつも何かを考えてます。

なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか―キャリアにつながる学び方 (ちくまプリマー新書)

現在、高卒者の半分は上の学校へ進学しています。
しかし、私は工業高校出身だったので進学はかなり珍しい部類でした。
1クラス40人の科で大学及び専門学校に進学したのは私を含めても5人。
ということは8人に1人。こう書くとなかなか希少ですね(笑)

さて、本題に入ります。

著者は大学教員の立場から大学進学についての意見を述べています。なかなか面白い見方があったのでいくつか紹介したいと思います。


・勉強はやらされていると感じているのは豊かな生活をしているから。

勉強はやらされるものだと感じた人は少なくないと思います。私もそうでした(笑)
日本では、ほとんどの人が不自由なく生活し、学校にも通うことができています。
しかし、中国では農村部と都市部では貧富の差が激しく、学校にも通えず、満足な勉強道具もないという子供が数多くいます。
そのため、勉強をしなければ学歴を得られず、今の苦しい生活から抜け出せないため、農村部の子供達は必死に勉強します。四川省地震が起きたときも受験生は苦しい境遇のなかで勉強したと言われています。

そう考えるこの考えもあながち外れではないんだなと思えます。

・就職活動

大学生の就活ネタといえば、サークル・バイト・ボランティア・留学・資格・ゼミなどが定番として挙げられますね。どれもありふれものですね。
しかし、大学生は講義をネタにすることはかなり少ないと言えるでしょう。理系ならばそんなことはないと思うのですが、文系はどうでしょうか・・・?

こういった何気ない日常にも自分をアピールできるネタはたくさんありそうですね。


なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか―キャリアにつながる学び方 (ちくまプリマー新書)なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか―キャリアにつながる学び方 (ちくまプリマー新書)
(2009/01)
浦坂 純子

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