住職の桂紹寿さんの説法で、楓葉経霜紅(ふうようはしもをへてくれないなり)という言葉を聞き、今の自分の心を的確に表していて心に残った。
霜が降りるほどの寒さを経て、もみじは綺麗な紅に染まっていく。
人も同じで、辛いことや悲しいことを経験することで成熟していく。
どうやっても避けられない苦しみが生きていれば必ずやってくる。
避けられないのならば、受け入れるしかない。
抵抗すればするほど、苦しみは大きくなってしまう。
受け入れた後は十二分に味わい尽くす。
辛いことや悲しいことを経験することで人は幾重にも成長していくことができる。